2006年06月28日

中根淑『詩窗閑話』

詩窗閑話
一卷
中根淑著
中根淑、字は君艾、小字は造酒、香亭と號す、本姓は曾根、幼にして中根氏に養はる、徳川氏の季、仕へて監曹より歩兵指揮官に遷る、明治の初め、徴されて陸軍參謀局に出仕し、尋いで陸軍少佐に任じ、病を以て職を辭し、家居すること數年、文部省編輯官と爲り、又數年にして罷め去る、是れより復た世に出でず、日に文墨を弄して以て自ら樂む、大正二年一月二十日、駿州興津の寓に歿す、享年七十有五、著す所の書數種あり、其の詩文集五卷、香亭藏草と名づく、詩窗閑話は其第五卷とす。
此篇は、或は韻學を説き、或は古人の詩の句法字法等に就きて、一々典據を引きて之を論ぜり、其説く所的確にして、皆前人の道はざる所、近人の詩話中に在りて稀れに觀る所とす。


詩窗閑話.pdf

大兒小兒
東坡誤用地名人名
傾城 傾國


文字倒用
不上船

狙公
鮑明遠
唐宋名家詩文字異同
非意相干
無題
杜詩用字之妙

〓地
口占
張文濳中興碑之句
閑事
爾汝動植
揮杯

〓作判

詩句省孛
短句長句

孟浩然洞庭詩
孟王李杜年代
孟王李杜交誼
祖道
應詔 應令 應教
韻學
平上去入
平上去入
冫音
三岔驛詩
歸來河水笑洗刀
朝陽

櫻樹
文字有典故

杜牧赤壁詩

無籍在
邦人用籍在宇
咽不流
用古典換字
王右軍之書
東坡石鼓歌
華清宮詩
賈島詩缺推敲
沈文卿詩
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滕太冲『太冲詩規』

太冲詩規
一卷
滕太冲著
此書は初心の者に作詩の法を教へんが爲に撰述せられたるものにして、其の説く所は五七絶に止れり、末尾に五律以下の諸體の句法は後に書くべしとあれば、別に又た撰述する所ありしならん、然れども今此書に載する所の十論は、五七絶を主として述べたれども、之を律詩に古體に應用することを得べし、
卷末に著者の墓碣を掲げたれば、竝に略傳を省けり但し本書及墓碣文は第八高等學校敏授藤塚鄰氏の所藏にして、今其承諾を得て本叢書に收めたり。

太冲詩規.pdf

太冲詩規目次
 五言絶句權輿 一
 五言絶近體 三
 五言詩格 四
 五言結構 六
 讀詩家書惡論上 七
 讀詩家書惡論下 一〇
 七言絶權輿竝詩格 一七
 七言絶句結構 二一
 置身開天論 二七
 不讀書人能詩論 二九
 貴氣論 三一
 古人體裁論 三三
 下詩語論 三六
 起結論 三八
 著題論 四〇
 詩意論 四二
 論倭與唐詩 四五
  右十論
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清田絢『藝苑談』

藝苑談
一卷
清田絢著
此書は、本叢書第六卷に收めたる藝苑譜と共に、著者が學術詩文に關する談を録したるものなり、并せ看ば發明する所多からん、但此書に於いては、當時學者の輕薄の風を規誡する之と多しとす。
藝苑談.pdf
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友野霞舟『錦天山房詩話』下

錦天山房詩話 二冊 收下册
解題は前卷に見えたり。

友野〓著

錦天山房詩話2.pdf

錦天山房詩話下冊目次
安藤煥圖 卷四十一
山縣孝孺
平玄中
太宰純
越智正珪
服元喬 卷四十二
服元雄 卷四十三
高維馨 卷四十四
谷友信
鵜孟一 卷四十五
石正猗
鷹見正長 卷四十六
岡井孝先
千葉玄之
平義質 卷四十七
板倉九
板倉安世
土屋昌英
墨昭猷
鳴鳳卿
菅正朝
瀧正榿
宇惠
和知棣卿 卷四十八
山根清
由根道晉
白石榮
平賀義憲
守屋煥明
湯淺元禎 卷四十九
富逸 卷五十
田良暢
餘承裕
宇鼎 卷五十一
宇鑒
澤村維顯 卷五十二
三浦晉
高彜
鳥山輔寛 卷五十三
益田助 卷五十四
江兼逋
東龜年 卷五十五
丘融
野本公臺
五味國鼎 卷五十六
安脩 卷五十七
川治義豹 卷五十八
繩維直
陰山雍 卷五十九
秋山儀 卷六十
藪愨 卷六十一
池邊匡卿 卷六十二
原偉文 卷六十五
尾芝質
平義綱
小西績
白木彰
滕義鄰
山田君豹 卷六十六
宮重信義
岡長祐
小瀬良正
石川正恆 卷六十七
上柳美啓
小栗元〓 卷六十八
福世謙
香山彰
伊藤縉 卷六十九
江村綬
清絢
李長孺 卷七十
龍公美 卷七十四
葛張 卷十七
孔文雄
元維寧 卷七十八
南宮岳
紀徳民
伊藤一元 卷七十九
赤松鴻
井逋煕
皆川愿
宮崎奇
中井積善
篠崎應道
片山猷
柴邦彦 卷八十
尾藤孝肇 卷八十一
古賀樸
西山正 卷八十二
頼惟柔 卷八十四
頼襄 卷八十五
樫田命眞 卷八十六
鈴木恭
市河世寧 卷八十七
菅晉帥 卷八十八
山村良由 卷九十
石作貞
佐佐木俊信
脇長之 卷九十一
松山造 卷九十三
岡部正懋 卷九十四
淺野長泰
香川弘
荒木田興正 卷九十八
北條讓 卷一百
伊藤幸猛
清原雄風
文之
寂本 卷一百一
道成
法霖
日政 卷一百二
日可
釋元皓 卷一百三
原資
義寛 卷一百四
大龍 卷一百五
顯常 卷一百六
釋慈周 卷一百七
志岸 卷一百九
敬雄
元明
井上氏 卷一百十
多田氏
尼元總
尼正慶
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糸井翼『辨藝苑〓莠』

辨藝苑〓莠
二卷
糸井翼著
糸井翼、字君鳳、榕齋と號す、通稱は九兵衞、出羽秋田の人なり。
此書は松村九山の藝園〓莠を反駁せんが爲めに作られしなり、故に辨藝園〓莠と名づけたり、(辨の字は言に從ふ字を用ふべし、今姑く刻本に從ふ)榕齋は九山を壓服せんことを期し、言々爭氣あり、されど甲論乙駁の際、各自ら藝園に補ふ所のもの少しとせず、九山の書は、文化八年辛未正月に出版せしが、此書は田代醒齋の序に、文化辛未十一月と署し、頃者刻成とあれば、九山の書の出づるや、榕齋は直ちに此書を著はせしなり(文化九年壬申春二月江戸文刻堂刊行)
辨藝苑〓莠.pdf
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友野霞舟『錦天山房詩話』

錦天山房詩話
二冊收上册
友野〓著
友野〓.字は子玉、霞舟と號す、幼名は安太郎、雄助と稱す、江戸の人、昌平黌の教官たり、天保弘化の頃、命ぜられて甲府徽典館の學頭と爲る、館の教則は皆其の手に成れり、嘉永二年六月二十四日歿す、享年五十有八、谷中宗林寺に葬る、詩集あり.奉檄集、借緑軒集、西咲集、及び峡役遺稿の四つに分てり。
此篇は、煕朝詩薈に就きて、其の列擧せる所の詩を省きて、作者の小傳と諸家の評論及び霞舟の詩話とを探録して、上下二册とせしものなり、煕朝詩薈は.霞舟が林大學頭輝(復齋)の命を受けて、二十年の星霜を費し、刻苦勵精して成したるものにして、體を朱竹地の明詩綜に取れり、故に始めは熈朝詩綜と名づけたりしが、後に煕朝詩薈と改めたり、全部一百十卷にして、上は源義直・頼宣・光圀の諸公より、伊逹政宗細川藤孝等の武人に及び更に藤原惺窩・林羅山・石川丈山・木下順菴・物徂徠・伊藤仁齋の儒先より、近世の柴栗山.古賀精里・頼春水・頼山陽等に至るまで、無慮二百餘家の所作を列し、一々之れが小傳を附し、各家の評論を哀録し、最後に錦天山房詩話と題して、自家の所見を掲げたり(錦天山房とは霞舟の齋號なり、)實に我邦未嘗有の一大詩史なり、原書は寫本にて、紅葉山文庫の舊藏に係り、今、内閣文庫に在り、而して霞舟自筆の原稿本は、今尚ほ曾孫森田實氏の家に之を保管せらる、余今此篇を本叢書に收むるに際し、森田氏に就いて其書を借り、以て之を校訂せり、卷頭に掲げたる寫眞は、即ち是れなり。
錦天山房詩話.pdf

錦天山房詩話上册
源義直 卷一
源頼宣
源光圀
藤原政宗 卷二
源藤孝
藤原治茂
藤原肅 卷四
豐臣勝俊
菅玄同
松永遐年
堀正意
那波觚
那波守之
永田道慶
板阪如春
林忠 卷五
林信澄
林恕 卷六
林靖 卷七
林愨 卷八
林〓
林〓 卷九
林懲 卷+
林懋
林愿
林〓
林信有
林志
林信隆
石川凹 卷十一
人見壹 卷十二
人見節
人見沂
佐藤〓
菊地東匂 卷十三
菊地武雅
中江原 卷十四
熊澤伯繼
山崎嘉
米川一貞
藤井臧
仲村之欽
貝原篤信
宇都宮三近
三宅重固
三輪希賢
朱之瑜 卷十五
陳元贇
何倩
洪浩然
李全道
田付圖方 卷十六
淺井忠
澁谷方均
安東守約 卷十七
安東守經
村上友〓 卷十八
伊藤宗恕
熊谷立閑 卷十九
仲村興
渡邊宗臨 卷二十
笠原龍鱗 卷二十一
餘澄 卷二十二
莊田靜
大高坂季明
五井純禎
堀正修
堀正超
寺田革
森尚謙 卷二十三
安積覺
大串元善
松平義堯 卷二十四
徳力良弼
伊藤維〓 卷二十五
伊藤長胤 卷二十六
伊藤長堅
荒川秀 卷二十七
小河成章
北村可昌
大町質
蔭山元質
松岡成章
松下見櫟 卷二十八
木村之漸
奧田士亨
大井守靜
木下貞幹 卷二十九
木下圀堅
新井君美 卷三十
室直清 卷三十一
高玄岱 卷三十二
高但賢
三宅正名
三宅緝明
三宅維祺
服部保庸
向井三省
兒島景范
西山順泰 卷三十三
榊原玄輔
榊原延壽
南部草壽
南部景衡
南部昌明
南部景春
祗園瑜 卷三十四
雨森東 卷三十五
松浦儀
石原學魯
岡島逹
岡田信威
堀山順之
梁田邦彦 卷三十六
桂田義樹 卷三十七
湖岳
細井知愼 卷三十八
柳里恭
岡島璞
中野繼善
水足安方
中根若思
伊藤祐之 卷三十九
物茂卿 卷四十
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小田切良知「明和期江戸語について その上方的傾向の衰退」

明和期江戸語について
  その上方的傾向の衰退

國語と國文學 第二十卷(1943)第八號

小田切良知*

   内容大概
一、江戸語發始の時期としての明和期
 その資料
 咄本の資料としての價値についての檢討
二、江戸語の本質−東西方言の對峙競爭
  ダ・カラについて
三、
 指定のダ・ジャの對峙
 形容詞の連用形のウ音便形とク形との對峙
 理由表現のカラとニヨッテ・ホドとの對峙
 ハ行四段動詞の連用形の促音便とウ普便との對峙
 打消のナイ・ヌの對峙
四、右以外の對峙について
 未來の言ひ方
  (一)下一段 (二)加變 (三)左變
 命令の言ひ方
  (四)上一段 (五)下一段 (六)加變 (七)左變
 活用の形について
  (八)讀ませたと讀ました
五、結論
六、明和期洒落本の口語資料としての債値の檢討。
七、鷄肋録。
明和期江戸語.pdf
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