2006年06月24日

祇園南海『詩訣』

詩訣   一卷               阮瑜 著
 阮(本姓は源、自ら修して阮とす、又姓祗園を自ら修して祗とす)瑜初の名は正卿、字は伯玉、南海と號す、又た蓬莱、鐵冠道人と號す、俗稱は與一、其の居を名づけて湘雲と曰ふ、紀州藩の文學なり、天資雋逸にして文藻あり、幼にして父に隨ひ江戸に來り、年甫めて十四にして、木下順庵に學び、尤も詩に長ぜり、正徳中、朝鮮聘使に江戸に會見せり、世に松浦禎卿と併せ稱して木門の二妙と曰ふ、又新井白石・梁田蛻岩と併せ稱して三大家と曰ふ、寶暦元年九月八日歿す、年七十五。
 此書は、初學の徒を誘掖せんが爲めに作りしものにして、詩の構造より、字に句に、體格に、皆雅俗の別あることを述べ、且つ古風近軆の異同を説き極めて切實懇到なり
詩訣.pdf
posted by うわづら文庫主人 at 01:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 詩話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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祇園南海『詩學逢原』
Excerpt: 詩學逢原二卷 阮瑜著 此書は前卷に收めたる南海詩訣*と同じく初心の爲めに著はされたるものにして.詩語と常語との相違を述ぶるが如きは、極めて卑近の處より説き出だせり、又詩は境と趣との二途ありて、千變萬..
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Tracked: 2006-06-24 12:38
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