新井君美、字は在中、初の名は 、一の字は濟美、白石は其の號なり、又た紫陽・錦屏山人・天爵堂・勿齋等の號あり、江戸の人、父正濟、久留里侯に仕ふ、白石幼にして岐嶷、三歳にして能く大字を書す、長じて木下順菴に學ぶ、元祿中、徳川家宣甲府の藩邸に在り、白石を召して儒官とす、家宣將軍と爲るに及び、祿五百石を賜ひ、從五位下に叙し筑後守に任ぜらる、享保十五年歿す、年六十九、明治四十年十一月十五日正四位を贈らる。
此書は作詩法を述べて人に答へたるものにて、五七律絶古風のことより、故事熟語等の瑣事に及べり、其の説く所切實にして、學者に裨益すること多し。
白石先生詩範.pdf
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