2006年06月24日

唐詩平側考・詩語考附録 

唐詩平側考  三卷
詩語考附録  一卷
盧玄淳著
此書は、中井竹山の「詩律兆」と雙璧ともいふべき著書にして、彼は專ら律詩のみに限りたるも、此は律詩と古體とを併せ論じ、彼は漢丈を以てし、此は眞假交り文を以てせり、蓋我邦の詩人概ね聲律に疎にして、往々唐人の嚴禁する所を犯せり、今此書は一々例を舉げて之を辯ぜり、其古詩に平側あるを論じたるは、翁方綱が王漁洋の説を叙述せしより、約二十年前にして、是が先鞭を著けたるものと謂ふべし、附録には、我邦の作者が國訓によりて、文字の使用を誤れるを論じ、一々例を引いて之を指摘せり。

唐詩平側考.pdf

板本は、
http://uwazura.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_a3d2.html
posted by うわづら文庫主人 at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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