2006年06月24日

林愨『史館茗話』

史館茗話   一卷         林愨著
 林慇は、徳川幕府の儒官にしては鵞峯の長男なり、字は孟著、一の字は春信、梅洞又た勉亭と號す、又三郎と稱す、幼より聰慧にして、博く群書に通じ、最も詩を善くす、寛文中、鵞峯幕命を奉じて本朝通鑑を修す、梅洞亦之に與れり、吏館退休の暇に我邦中古以來の藝苑の遺事を聚め、名けて史館茗話といふ、書未だ成らず、寛文六年九月朔疾を以て歿す、齡僅に二十四、父鵞峯深く之を悲痛し、之を完成せんとし、暇ある毎に筆を執りて其の後に綴る、梅洞の聚むる所凡そ四十二件なり、因て之を補足して一百條とし、爲めに序と跋とを作りて其の由來を述べたり、太宰春臺、大東世語を作る、多く材を此書に取ると、清田 叟二書を評して曰く、彩色の美は世語に在り、古色蔚然として一時の情釈宛然たるは茗話に在りと.
史茅茗話.pdf
posted by うわづら文庫主人 at 11:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 詩話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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