太宰 純著
附録一卷 、
此書は、唐虞三代より、漢魏六朝、唐宋以下歴代の詩の洛革を敍述すと雖、著作の本旨は、明詩の唐詩と似て非なる所以を論じ、特に李于鱗を批評するを以て主眼とせり、故に明詩の徒に唐人の口吻を學び、饒釘綴緝して章を成し、宛然剪綵の花の燦爛として人目を照らすと雖、然も些の生氣なきを論じ、中に就いて李于鱗は最も此病に中れるを詳述せり。 附録は、徂徠の編する所の「唐後詩」に載せたる于鱗の詩を掲げて、其の紕繆を摘發せり。著者太宰春臺の小傳は、本叢書第三卷「斥非」*の解題に見ゆ。
太宰詩論.pdf
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