二卷
糸井翼著
糸井翼、字君鳳、榕齋と號す、通稱は九兵衞、出羽秋田の人なり。
此書は松村九山の藝園〓莠*を反駁せんが爲めに作られしなり、故に辨藝園〓莠と名づけたり、(辨の字は言に從ふ字を用ふべし、今姑く刻本に從ふ)榕齋は九山を壓服せんことを期し、言々爭氣あり、されど甲論乙駁の際、各自ら藝園に補ふ所のもの少しとせず、九山の書は、文化八年辛未正月に出版せしが、此書は田代醒齋の序に、文化辛未十一月と署し、頃者刻成とあれば、九山の書の出づるや、榕齋は直ちに此書を著はせしなり(文化九年壬申春二月江戸文刻堂刊行)
辨藝苑〓莠.pdf
【関連する記事】

