二卷
林義卿 著
林義卿、字は周父、東溟と號し、周介と稱す、長門の人、少時山縣周南に師事し、州學明倫館に寓す、年十三にして、擧げられて生員となる、世に同門の士、和智棣卿、瀧長榿と竝べ稱して、山縣門の三傑とす、後ち京攝の間に在りて講読を業とし、專ら徂徠の學を鼓吹せり、晩に江戸に出で、老莊の學を爲し、紫碧仙叟と號し、詩酒優游以て歿す、時に安永九年九月二十五日なり、享年七十二。
此書は、〓園一派の詩を作るものゝ爲めに法式を論じ、明詩の唐詩に淵源せるを述べ、詩體詩法命題句法等、凡そ二十三項に分ちて設明せり、其の載する所は、概ね古人の所説を抄撮したるものにして、別に創見あるに非ず。
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卷之上
詩門
詩體
命題
造語
雙字
用事
沿襲
明詩
詩法
句法
下字
壓韻
屬封
音韻
卷之下
四言古詩
賦
楚辭
樂府
五言古詩
歌行
律詩
五言律詩
七言律詩
排律
絶句
五言絶句
七言絶句
書品
附載
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